献眼とは

献眼とは、目の不自由な方に、眼球を提供することです。

私たちは、光を取り込む角膜、ピント調整をする水晶体、色や光の強さを電気的な刺激に変え脳に伝える網膜・視神経のすべてが機能して、モノを見ることができます。この中で、角膜にのみ病気をお持ちの方は、角膜移植によって光を取り戻せる可能性があります。角膜移植は、善意の献眼があってはじめて成り立つものです。

角膜は160年から180年間機能すると言われており、ご提供に際し年齢制限はございません。アイバンクでは、ご提供いただいた角膜を適正に評価し、公平・公正に、待機患者さんにお届けしております。 両眼のご提供をいただいた場合には、お二人の患者さんに移植されます。

献眼後には、いくつかの検査が必要です。血液の検査、角膜の検査をさせていただきます。場合によっては、すぐに移植に用いることが出来ないこともございます。

ご献眼にあたっては、生前の献眼登録がなくても、ご家族が承諾することで、お受けすることが可能です。