コーディネーター について
提供者(ドナー)と、移植者(レシピエント)の架け橋となるのが、コーディネーターの役割です。提供に際しては、中立な立場でインフォームドコンセントを行い、公平・公正に待機者にあっせんをします。レシピエントからのサンクスレターなどを、ドナーファミリーにお届けすることも大切な仕事です。
いつ発生するか分からない提供事例に備え、24時間体制で迅速に対応できるよう心がけております。
ドナーコーディネーション |
提供事例に対応し、インフォームドコンセントを経て承諾書を作成します。医師に処置を依頼し、終了後にはご遺族にお顔を確認していただきます。提供角膜を評価し、ルールに基づきあっせんを行います。提供後には、移植の報告などドナーファミリーのフォローアップを担当します。 |
レシピエントコーディネーション |
レシピエントは、移植手術後、様々な不安とともに日常生活を送ることとなります。拒絶反応・外傷に際しては、迅速な処置が必要となることがあるため、24時間体制でレシピエントからの連絡を受けます。必要に応じ、医師の指示を仰ぎ、的確に対応することを心がけております。 |
テクニシャン業務 |
ご提供いただいた眼球を、強角膜切片へ加工したり、その角膜の細胞を測定・評価、また手術方法に合わせた形に角膜を加工する技術者としての業務を行います。 |
啓発活動 |
アイバンクの活動が、一般の方々はじめ、医療従事者においても、まだまだ知られていない実情があります。様々な場面に応じ、正しい情報を提供することで、角膜移植医療の発展に貢献できるよう努めております。 |